Garden Column Parking & Carport

【2019年夏の決定版】後方支持カーポート2台用を4社商品で徹底比較!
あなたにおすすめのカーポートはどれ?(後編)

後方支持カーポートには様々な商品があります。デザイン性の高さや180°見通し良く出入りのできる利便性の良さは、敷地や道路の状況に限らずとも思わず選びたくなってしまいますよね。

こんにちは!愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・造園の設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しい案内はこちらをご覧ください。

※このコラムは(後編)です。はじめのページ(前編)からご覧ください。

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商品比較検討表

前項までのおすすめ商品の性能を比較検討できる表を用意しました。

このように後方支持カーポートには様々な商品があります。デザイン性の高さや180°見通し良く出入りのできる利便性の良さは、敷地や道路の状況に限らずとも思わず選びたくなってしまいますよね。柱が邪魔にならないという点では、車椅子の出し入れもしやすいことから福祉車両を使う場所でも注目されています。

設置前の注意点

さて、実際に後方支持カーポートを設置したいと思ったとき、我が家の駐車スペースでは問題がないか気になりますよね。そこで押さえておくべき注意点を最後にご案内します 。

  • 基礎の大きさに注意

後方支持カーポートは、柱の数が少ない分それを支える下地の基礎が通常のカーポートよりも大きなものとなります。そのため施工の際はカーポートを組み立てる費用とは別に基礎工事費用が発生します。

通常のカーポートと同様に柱や基礎周辺に水道やガスの配管がある場合も要注意です。移設の必要がある場合はその費用も追加されます 。

  • 後方柱の位置に注意

後方支持カーポートの柱は、真背面に付いているわけではありません。したがって奥行目いっぱいに180°のゆとりができるわけではありません。そのためより自由な駐車を実現したい場合は間口方向にゆとりのあるサイズをおすすめします。まずは出し入れのしやすい車の軌跡を考えてみてください。

  • 高さ設定に注意

カーポートは必ず雨を流すため前方もしくは後方(横方向)に向かって勾配が付いています。後方支持カーポートも同じです。屋根までの有効寸法は高い位置と低い位置で違いがあります。そのため設置したいカーポートのサイズを決める際は、お持ちの車が収まる高さであるかどうかの確認を必ずしてください。

また、カーポートの屋根が建物の窓を邪魔しないかも注意が必要です。窓と同じ高さに屋根がくる場合や建物の近くに設置する場合は、景観面での圧迫はもちろん、窓が開けられなくなる恐れも出てきてしまいます。そういった問題がないようこちらも施工前に十分気を付けてください。

今回のまとめ

後方支持とは、その呼び方の通り後ろに支えがあるカーポートを指します。後方に大きな柱をつくることで手前の柱をなくす構造です。車の出し入れがスムーズになるだけでなく、すっきりとした見た目が非常にスタイリッシュで、まさに理想のカーポートなのです。

カーポートを販売するアルミメーカーの中でも特に三協立山アルミの「4Gワイド」、YKKapの「エフルージュツインEX」、LIXILの「アーキフランワイド」、四国化成のマイポート7ワイドがおすすめです。

後方支持カーポートには様々な商品があります。柱が邪魔にならないという点では、車椅子の出し入れもしやすいことから福祉車両を使う場所でも注目されています。

実際の設置にあたっては、基礎の大きさ、後方柱の位置、高さ設定に注意が必要です。

施工の注意点とあわせてご紹介した今回のカーポートですが、敷地に最適であるかは自身の判断だけでは見落としがある可能性が高いです。ぜひお近くの販工店までご相談ください。ルボワではご希望に応じて実際の設置イメージの作成も承ります。

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