Garden Column Parking & Carport

外構工事で駐車場をつくるときに
注意すべき3つのこと

駐車場をつくるときの注意点

新築でお家を建てるとき、必ず併せて考えなくてはいけないのがお庭などの外構工事。特に駐車場づくりは、家の配置にも関わる重要なところです。そこで今回は、駐車場づくりを行う際に注意すべき3つのポイントについてお話しします。

こんにちは!愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・エクステリアの設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しいご案内は、ぜひこちらをご覧ください。

新築でお家を建てるとき、必ず併せて考えなくてはいけないのがお庭などの外構工事です。その中でも駐車場づくりは、家の配置にも関わる重要なところです。そこで今回は、新築外構工事で駐車場づくりを行う際に注意すべき3つのポイントについてお話しします。

目次

  1. 駐車に必要なスペースの確保
  2. 大切な自動車を傷つけない出入りのしやすさ
  3. 駐車場にはどんな舗装材が適しているのか
  4. 今回のまとめ

駐車に必要なスペースの確保

自動車1台を停めておくのにどのくらいのスペースが必要かご存知でしょうか。

駐車スペースには、自動車の縦横の長さがあれば十分だと思いがちですが、実際には自動車の大きさプラス扉の開け閉めや人が通るために有効な幅の確保が必要です。

一般的に、1台あたり横幅2.2~3m×奥行幅4~6.5mを目安とし、敷地の広さに応じた面積を決定します。

車椅子など幅のあるものが通るアプローチをつくるときや、カーポート(※)の設置を考えている場合は、さらに広くスペースを取る必要があります。

(※)カーポートとは・・・駐車場に設置される屋根形状の構造物です。雨や霜、花粉や鳥の糞害などから自動車を守ります。

大切な車を傷つけない出入りのしやすさ

自動車が出入りする間口が狭いと、駐車の際に門扉や塀などにぶつけてしまう恐れがあります。

諸外国に比べ、家の敷地面積が狭い日本では、大切な自動車を傷つけないために工夫した駐車場づくりが必要となります。

ここで一番大切なのは、できる限り「見通しを良くすること」です。

広い駐車場であっても、周囲の見通しが悪いだけで途端に駐車は難しくなってしまいます。逆を言えば、狭い駐車場でも十分な視界を確保していれば、スムーズに駐車することが可能になります。

以下のような方法で視界を確保します。

  • 道路際に設置するフェンスは、向こうが透けて見えるものにする
  • 駐車場後方にミラーを設置して、自動車から見えない死角を見えるようにする。
  • 夜間の視界を助ける照明を取り入れる。

など、様々な工夫で安全に、手間取らず駐車が可能になります。

また、目地や車止めで駐車位置が一目で分かる印を付けるというのも効果的です。

駐車場にはどんな舗装材が適しているのか

駐車場には、石張り、コンクリート打ち、アスファルト打ちなど様々な舗装の方法があります。

これらの中から選ぶ際は、デザインの効果や耐久性もよく知った上でコストパフォーマンスを考えることが大切です。

ここで、駐車場に適した舗装材を6種に絞り、種類と特徴をまとめました。

塗装方法特徴デザインコスト耐久性
アスファルトタイヤ跡がつかない
小面積
は割高
コンクリートひび割れ防止の目地が必要
目地を工夫できる
洗い流しひび割れ防止の目地が必要
和風に最適

表面の石は
取れることも
樹脂塗装選ぶ砂利の色により
雰囲気を変えられる

洋風に最適
インター
ロッキング
タイヤ跡がつく
天然石アクセント使用も可能
高級感あり

このように特性は様々ですが、駐車場兼アプローチとなる部分は種類を変える、コストの高く付くものは安価な舗装に部分的に取り入れるなど、それぞれを組み合わせることによりオリジナルのデザインができるところが駐車場づくりの魅力です。

今回のまとめ

  1. 駐車スペースを考えるときは、1台あたり横幅2.2~3m×奥行幅4~6.5mを目安に、敷地の広さに応じた面積を決定します。
  2. 狭い駐車場を活用するには、ミラーや照明の設置などの工夫をし、できる限り「見通しを良くすること」が大切です。
  3. 駐車場の舗装には様々な種類がありますが、金額だけでなくデザインやコストパフォーマンスも十分に考慮して、オリジナルの魅力的な舗装にしましょう。

ルボワでは、お客様の生活スタイルや好みをヒアリングし、ご要望に応じて最も適した舗装の組み合わせを提案します。この記事をお読みの皆さま、どうぞお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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