こんにちは！愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・エクステリアの設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しいご案内は、ぜひこちらをご覧ください。

ある日、お家のリビングで夕飯を食べているとき、外から物音がしてふと窓に目を向けると、あやしい人影が見えたことはありませんか？もしかするとそれは、泥棒や空き巣がこの家を狙おうと下見に来ていたのかもしれません。

泥棒や空き巣は、「目（見られる）」「光（照らされる）」「音（鳴る）」「時間（時間がかかる）」を非常に警戒すると言われています。とくに夜は、昼間に比べ静かな場合が多く、何か物音がすれば周囲に響くため、家の中にいても外の異変に気づくことができます。 

そこで、今回は庭に不審者を近寄らせないために、踏めば音の鳴る「防犯砂利」を活用した防犯対策についてお伝えしていきます。

目次

1. 防犯砂利ってなんだろう？
2. 知っていますか？砂利を踏むと大きな音が鳴ること
3. 効果的な砂利の敷き詰め方とは
4. 今回のまとめ

防犯砂利ってなんだろう？

防犯砂利とは、普通の砂利よりも一つ一つの粒が大きいもので、敷き詰められた砂利を人が踏むと、粒同士が擦れあって「ジャリジャリ」と通常よりも大きな音の鳴る砂利のことです。

昔からヨーロッパでは、景観と防犯の二つの観点から、割れたレンガの破片をお庭や玄関まわりに敷き詰めることがありました。

泥棒や空き巣、物音で周囲の人に気づかれることを嫌がります。そのため、防犯対策としてお庭や玄関まわりに防犯砂利を敷くことは、非常に効果的です。

また最近は、芝生の手入れや草むしりの手間を省いたり、お庭をおしゃれに魅せるために防犯砂利を敷くご家庭が増加しています。

一般的にホームセンターなどで防犯砂利として販売されているものは、ガラスを高温で溶解し、発砲させた軽石状のものが多く、とても軽くて扱いやすくなっています。 

知っていますか？砂利を踏むと大きな音が鳴ること

いかがでしょうか。掃除機の吸入音や電話のベルよりも大きな音がするので、家の前の道で道路工事でも行っていないかぎり、すぐに気づくことができる音量です。 

一般的に人間の快適な生活音量は、約40～50デシベル程度といわれ、76デシベルというのは生活を妨げるほどの音量のため、泥棒や空き巣のような不法侵入者の抑止につながります。

効果的な砂利の敷き詰め方とは

防犯砂利を敷く前に、まずは雑草の除草作業が必要です。もし、除草作業を行わずに砂利を敷き詰めてしまうと、せっかく敷いた砂利の下から雑草が成長して、砂利を覆い隠してしまいます。

除草作業が完了しましたら、地面に敷いた防草シートの上に防犯砂利を敷き詰めていきます。 

ここでのポイントは、敷き詰める「砂利の厚さ」に注意をすることです。防犯砂利を敷くときには、地面から３～４センチメートルの高さ程度になるよう敷いていく必要があります。 

なぜなら砂利には、その上を人が踏むと、端へ端へと外側に押し出されていってしまう性質があるからです。砂利の高さが十分になければ、砂利がどんどん押し広げられてしまい、やがて防草シートがむき出しになってしまいます。 

なお、玄関など人の出入りが多いところは、他の場所よりも高く砂利を敷き詰めると安心です。 

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、砂利を敷いて「音」の効果を活用した防犯対策についてお伝えいたしました。

• 防犯砂利は普通の砂利とは違い、踏めば「ジャリジャリ」と響く音がなるため、泥棒や空き巣は非常に嫌がります。
• 防犯砂利の上を歩いたときに鳴る音は、なんと掃除機の吸入音よりも大きい76デシベルもの音量があります。
• 防犯効果が損なわれてしまわないように、防犯砂利を敷き詰めるときは３～４センチメートルの厚みを持たせましょう。

お庭づくりや外構・エクステリア工事のご依頼を受ける際に、住宅の防犯対策についてよくご相談を受けます。そういったお客様には、今回の記事のように泥棒や空き巣対策の一つである音の効果を利用した「防犯砂利」の活用をオススメしています。

この記事をお読みの皆さまも、お庭の防犯対策でお困りごとがありましたら、ルボワへお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。