Garden Column Gate & Approach

門壁は住まいの顔。機能とデザインで選ぶ自分らしい門まわり

門壁はお住まいの顔となる重要な部分です。「どのように設計するのが最良なのか」を費用感やメリット、仕上げの方法なども合わせてご紹介します。

こんにちは!愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・造園の設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しいご案内は、ぜひこちらをご覧ください。

外構において門まわりは、そのお住まいの「顔」となる非常に重要な部分です。「シンプル」「ナチュラル」「和モダン」「北欧風」…などたくさんのテイストがありますが、お客様の好みとともに、建物との調和が何よりも大切になります。今回は、門まわりというパートの中でも「門壁(袖壁や門袖とも呼ばれます)について、「どのように設計するのが最良なのか」「どのくらいの費用感なのか」「門壁があることでどんなメリットがあるのか」など、よくご相談いただく内容をまとめてご紹介します。

目次

  1. はじめに「なぜ門壁を設置するのか?」
  2. デザインの流れについて
  3. 工事費用について
  4. 門壁を取り入れる際のポイント
  5. 施工例のご紹介
  6. 門壁工事の工程について
  7. ルボワにご依頼いただくメリット
  8. よくあるご質問&お問合せ

「なぜ門壁をつくりたいのか?」という質問からスタート

先に述べたように、門周りはお住まいの顔となる重要な部分ですから、お客様の好みや、建物外観の雰囲気をたくさん伺ってベストとなるような設計を考えます。しかしながら、門壁をつくるというのは機能門柱をひとつ設置するよりも費用がかかりがちです。だからこそ、「なぜ門壁をつくりたいのか」が重要となります。やみくもに予算をかけたり、反対に削ったりするよりも、コストとニーズが上手く釣り合うのが最適なプランニングと言えます。そして、「どんな門壁が良いのか」は予算感とともにその機能性についても検討する必要があります。
機能と予算のバランスは最も悩ましい部分ですが、ルボワではお客様と一緒になって考えながら、外構の『どのような使い方がベストか』をプロの目線から提案いたします。

お客さまの『心地良い暮らし』を追求するのがルボワ流

先に述べたように「費用とデザインのちょうど良いバランスが分からない…」そんな風に誰もが思うはずです。だからこそ、私たちと一緒にお客様ひとりひとりにとって最適なお庭・外構のプランニングをしていきませんか?「どんなお庭にしたいのか」という質問の先には「どんな暮らしが最適なのか」という問いがあります。これからもずっと生活していく場所だからこそ、ルボワでは住まう人にも、その周りの人や環境にも配慮した設計を心がけています。

門壁と住まいの関係性について

せっかく門壁を設計に盛り込むならば、より有効活用できるデザインを考えてみましょう。たかが門壁ひとつかもしれませんが、少し先の未来も見据えて計画することで、どのタイミングでも自分たちにとって最適な暮らしを感じられるはずです。
大きさは?素材は?使い勝手は?など、ありふれた質問でも「その先にある暮らし」を想像してみると、思っていたものとは違う答えが導き出されることもあるはずです。

デザインの流れについて

  1. どのような使い方をしたいのか考える
    インターホンやポスト、表札をつけるため?玄関口の目隠しをするため?それともクローズ外構にするため?いくつかの機能を併せ持つことの多い門壁ですが、一番メインとなる機能・目的によってデザインは左右されますので、出来る限り優先させたいポイントを絞って考えてみましょう。
  2. スペースに合わせてデザインを起こす
    例えば、目隠しが必要ならば高さを出したり、出入口の視界を妨げてしまうようならば低めに設定をして…と、設置場所や周囲の環境に適したデザインをしていきます。先に挙げた主な目的(用途)を損なわないようにしながらも、完成後の動線や使いやすさを具体的に考えなければいけません。
  3. 門壁の素材を選ぶ
    よく目にするのはコンクリートブロックを積み上げたものですが、天然木やアルミ製のものなど選択肢は多くあります。コンクリートブロックや天然木は形やサイズなど自由に設計できるのが魅力ですが、昨今では、フェンスのようにアルミ柱とパネルで構成された門壁なども耐久性や安全面から注目されています。

「住まいの顔」として発想を膨らませていく

門壁は玄関、つまり住まいの入り口に設置されます。そのため、外観の印象を大きく左右するひとつの要素となっています。特に外構は建築と同じように、何度も作り変えることは困難な分野ですので、後悔ややり残しのないよう長期的な視点も持って考えることが必要です。5年後、10年後にそこで生活をしている自分を想像して、「デザインに飽きがこないか?」「メンテナンスの頻度はどのくらいか?」「自分たちらしさや、建物との調和はどうか?」など常に人目に触れる部分だからこそ、少しだけ真剣に考えてみてください。
さらに、門まわりには街並みをつくるという大切な役割もあります。どれだけ自分にとって良いデザインでも、周囲の環境からあまりにもかけ離れているデザインはルボワの考える「最良なプラン」ではありません。ご近所の家々や、昨今ではSNSにたくさんアップされている施工例などを参考にしながら、ご自分の好みと建物の雰囲気、街並みにもぴったりとくるものを選びましょう。

「どんな暮らしをしたいか」をイメージする

門壁をつくることで得られる効果といえば、プライベート空間を仕切る安心感や、道路への飛び出しを抑止する安全性自分たちらしさを表現する意匠性が主に考えられます。建物から道路への距離や、全面道路の状況や周囲の環境などは、特に設計にも影響を与える大切な情報です。ただし、こうした要望や課題をすべて門壁で解決する必要はなく、他のエクステリア要素で補えることもあります。重要なのは、自分たちの今後の暮らしがどのくらい豊かになるのかを出来る限り具体的にイメージすることです。

工事費用について

希望の門壁を設置するための費用について考えてみましょう。基本的には他のエクステリア工事と同じように、①ブロックや鉄筋などの材料費②積み上げたり加工したりするための施工費がセットになります。ただ、先に述べたように加工の自由度が高くオリジナリティのあるものが作れる一方で、難しい加工をするには技術が必要となるため、一概に価格を求めることは少々難しいところです。

門壁をつくる際の本体価格

普通コンクリートブロックの費用はひとつ200円台からでも手に入れることができます。厚み(120㎜、150㎜…)や仕様(コーナー専用、横筋用など)によって値段が変わりますが、化粧ブロックよりも安価です。その他に、壁の強度を保つのに欠かせない鉄筋や、つなぎ目の接着剤となるモルタルなども材料費として必要となります。

門壁をつくる施工費用

設置するための施工費用は、どのくらいの高さ・長さを積み上げるのかによって変わってきます。ルボワでは3段積みで¥10,000/㎡となります。高く、長く積み上げようとするほど、難しさが増し労力がかかるので施工費用は上がっていきます。

門壁に関する費用

材料費(※素材、寸法により異なる。)普通コンクリートブロックや化粧ブロックの材料費は一つ数百円~2,000円台のものまであります。天然木ならウッドデッキと同じく、都度見積もりの必要があり、パネルタイプのものは各メーカーのカタログからも確認できます。
基礎施工費用ブロックを積んだり、天然木やパネル仕様の門壁を施工したりする際に必要な費用です。地上からの仕上がり高さが高いほど、基礎は大きくなるため施工費も高くなっていきます。
施工費現場にて積み上げや組み立て、加工するための費用です。
モルタル下地塗り壁仕様にする際や、タイルや天然石の張り材を張る際に下地としてモルタルを塗ります。
塗り仕上げ塗装剤や塗り方にによって価格は変わります。

門壁を取り入れる際のポイント

スペースと設置場所

クローズ、セミクローズ外構を好まれる方はもちろん、最近では玄関先の目隠し道路への飛び出しを防止するために壁を設けたいというご要望も良く聞きます。目隠しフェンスを設置する際も同様なのですが、人が立っている状態で完全に目隠しをするためには平均的に1.6m以上の高さが求められます。しかし門壁で1.6m以上というのは、圧迫感や閉塞感を与えてしまいますのであまりお勧めできません。
また、壁が高くなるにつれて基礎の幅も大きくなりますので、工事の及ぶ範囲を広く確保する必要があります。

門壁の素材、仕上げ方

メインの使い方やサイズの他に、素材にも目を向けてみましょう。門壁は大きく分けると「コンクリートブロック積み」「天然木」「アルミ製」がご提案できます。

様々なデザインに対応できるコンクリートブロック積み

コンクリートブロック積みは一番ポピュラーな門壁です。高さ、長さともに自由度が高く、頑丈でメンテナンスの手間も少ないのがメリットです。塗り仕上げにしたり、天然石やタイルなどの張り材で装飾をしたりと多彩なデザインが可能なのは最大の魅力です。

天然木は自然な風合いがお好みの方におすすめ

天然木は、何と言ってもやはり自然素材ならではの雰囲気が一番の魅力です。ルボワでもおすすめしている「エコアコールウッド」のように防腐処理がしっかりしてあるものだと、雨風にさらされても長く腐らずに使用できます。ウッドデッキやフェンスと同じように木製の質感や柔らかい印象があり、門まわりの植栽とも相性が抜群です。

アルミ製は軽量で施工も安心

近年、ブロック積みの施工が見直され始めたことに関連して、エクステリアメーカーからフェンスと同じように設置ができる門壁ユニットが発売されています。ブロック積みよりも軽量化されているため、万が一災害が起こった際などに崩れることはなく、施工性が向上したために工事スペースの確保も比較的安易となっています。
ユニット商品なのでオリジナルデザインにするには制限がかかってしまいますが、「たくさんあって選べない…」というようなときには選択肢の一つとして良いかもしれません。

門壁デザインをより楽しむためのアイテム

門壁をせっかく取り入れるのであれば、建物をより引き立たせたり、そこに住まう自分たちらしさを表現したりするとより外構を楽しめるのではないでしょうか。壁そのものにオリジナルデザインを取り入れるだけでなく、ポストや表札などのアイテムでコーディネートするのも素敵ですよ。

張り材(タイル、天然石など)

コンクリートブロック積みの門壁で手軽に装飾ができるのが張り材です。モザイクタイルや天然石など色、大きさ、質感の異なるものを複数取り入れたり、デザイン性を存分に演出することができます。

ポスト、表札

インターホン、ポスト、表札は門壁に取り付けることが多いのですが、壁の仕上げに関わらず多様な商品の中から好みのものをセレクトでき、選ぶ楽しさも実感できます。

笠木

塗り壁の際におすすめしたいのが笠木です。デザイン性のアップはもちろんですが、屋根の軒と同じように、壁面への雨だれ跡を少なくしてより長くきれいな壁のまま保つことにも貢献します。

照明

工事の完了後に「あって良かった」と感じるアイテムのトップ3です。夜でも表札やインターホンが分かりやすいこと、そして門まわりが明るいことで防犯対策のひとつとしてもおすすめです。

ルボワの施工例のご紹介

門壁工事の工程について

  1. 設置場所を整える
    コンクリートブロック、天然木、アルミ製のどちらにしても地中に基礎をつくりますので、掘削などの土工事から始まります。
  2. 基礎工事
    基礎工事は壁をずっと支え続けるために最も重要な部分となります。基礎ブロックを使用するかコンクリートを型枠に流し込むかなど、基礎の大きさや施工方法は壁のサイズによっても異なります。
  3. コンクリートブロックを積む
    土台ができたらコンクリートブロックを積んでいきます。ブロックの中には強度を保つために鉄筋が縦横に配置されており、鉄筋を通しながら垂直水平も保って手作業で積みます。
  4. 下地を塗る
    塗り仕上げ、張り材仕上げどちらにしても、1㎝前後のモルタル下地をつくっておきます。
  5. 表面仕上げ
    モルタル下地の上から、塗装剤を塗り重ねたり、張り材を張ったりと最終的な仕上げにしていきます。
  6. アイテムの設置
    先に紹介した笠木やポスト、表札などを設置していきます。ただし、照明や埋込タイプのポストなどはブロックを積む最中に電気配線をしたり、商品にあわせてブロックを加工したりといった作業が先に必要となります。

ルボワのエクステリアデザインはこんなメリットがあります

実現したいイメージから一緒に考えます

お客様ひとりひとりの「どんな住まいにしたいか」「どんな暮らしをしたいか」ということを一緒に考え、プロとしての目線も交えながら、背伸びしすぎない心地良い住まいを実現します。まずは、お客様の考えている理想のイメージをお聞かせください。

住まいやライフスタイルに合った空間をつくることができます

建物と外構をあわせて考えることが快適な住まい、豊かな暮らしにつながりますので、5年後、10年後とつづく未来もあわせてデザインします。家族構成やまわりの環境など変わっていくものは出来る限り予測して、どの瞬間を切り取っても「自分の家って素敵だな」と思っていただけるお庭、外構を目指します。

各工程について細かく金額を算出します

なかなか相場が分かりづらい外構という業界ですが、責任をもって工事を行うためにも、日々、見積もりの精度を高める努力をしています。お客様にも分かりやすい項目の提示、ご納得いただける説明をこれからも心がけます。

きめ細やかなアフターフォローをお約束します

構造物や植物などの保証はもちろんのこと、「ウッドフェンスの塗替えがしたいのだけど…」「季節に合う植栽に変えたいな」など、暮らしていく中で出てくるちょっとしたご要望もぜひお声がけください。公式LINEをご活用いただいているお客様からは、各スタッフとも気軽にやり取りができると好評です。

よくあるご質問、お問合せ

お客様よりお寄せいただいた質問をまとめました。詳しく聞きたい方は専用のお問合せフォームよりお問合せください。
「よくいただくご質問」
「お問合せフォーム」

    Click to share.
    thank you!