機能門柱って何？
基本の知識からおすすめ商品まで（後編）
「機能門柱」についてどこまでご存知ですか？設置の注意点を教えます。
こんにちは！愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・造園の設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しい案内はこちらをご覧ください。
※このコラムは（後編）です。はじめのページ（前編）からご覧ください。
おすすめ商品群「その３」壁門柱
トーシンコーポレーション unジュール650
こちらは既製品らしさを感じさせない、文句なしにキュートな機能門柱です。素材はFRP（ガラス繊維強化セラミック）製で、木目調のウレタン樹脂シートが貼られています。木目調部分はシャビーブルー色かウォールナット色を選択でき、それに合わせたカラーのポストが選択可能です。
まるで塗装仕上げを施したブロック造りの見た目で、アンティーク感たっぷりの意匠性の高い商品です。
オンリーワンクラブ スクエアベース ポスト付き
デザイン性に特化した外構商品のセレクトメーカー「Only one club（オンリーワンクラブ）」の機能門柱です。圧倒的な存在感があり、他との差別化を図りたいかたにはとくにおすすめの商品です。
インターホンがシンプルにカバーされているため、変に目立つこともなく商品本来のかっこよさを全面に出すことに成功しています。ロートアイアン製のため、ヨーロピアンな雰囲気にもインダストリアルテイストにも程良く合わせられます。アイアンの外枠のないシンプルタイプも展開されています。
設置前の注意点
これらの機能門柱を実際に取り入れたいと思ったとき、注意しなくてはいけないのが以下の２点です。これはどんな機能門柱を選ぶ際にも共通します。
- インターホンの種類
- ポストの取り出し位置
外構では、インターホンは施主自身の手配で支給する場合が多いです。そのとき、インターホン自体の機能面や価格、外観から商品選びをすると思われますが、設置したい機能門柱に取り付け可能な型であるかどうかの確認も同時に行ってください。なぜなら機能門柱にはインターホンカバー付きの商品が存在するからです。
インターホンカバー付きの仕様にする場合は、その商品に取り付け可能な型の種類が決まっています。どの種類が適応するかはメーカーそれぞれであるため、気になるかたは各サイトの商品詳細ページよりご確認することをおすすめします。しかし、取り付け不可能なインターホンであったときには、部材を組み当てて外付け仕様にできる機能門柱がほとんどなのでご安心ください。ただしインターホンカバー部分も一体となった仕様の商品を選択する場合はその施工ができない場合がありますので注意が必要です。
もう１点、ポストの取り出し方にも注意が必要です。機能門柱に取り付くポストは商品によって前から入れて後ろから取り出すタイプ、またはその逆、前から入れて横から出すタイプといった取り出し向きの種類があります。
生活の動線によってどの位置から取り出すと効率が良いかが変わりますので、機能門柱の種類はぜひ、トータルの外構で見たときの使い勝手と合わせてご検討ください。
今回のまとめ
機能門柱とは、外構の必須要素「表札」、「ポスト」、「インターホン」を全て一体にできるエクステリア製品です。基本的には柱１本に表札・ポスト・インターホンを上から順に設置する仕様で、全て組み合わせたセット販売になっているケースも多いです。
既製のメーカー商品を選択するメリットは、優れた費用対効果、施工性の良さ、設置場所の柔軟性、デザイン性の高さです。
アルミ製からアイアン製、FRP製など、多種多様な商品が各メーカーより展開されています。
実際に取り入れたいと思ったとき、インターホンカバー付きの仕様にする場合は、その商品に取り付け可能な型の種類であるかを確認する必要があります。ポストの取り出し方にも注意が必要で、生活の動線によってどの位置から取り出すと効率が良いかが変わります。 今回ご紹介したメーカー以外にも、機能門柱を扱う会社はさまざま存在します。エクステリアのトータルな見方が分からない、おすすめな商品をもっと知りたいというかたはぜひご相談ください。
