新築外構で門壁を検討中のかたへ
おすすめの仕上げ方法をご紹介(中編2)
門壁におすすめの仕上げ方法をご紹介します。ぜひはじめのページからご覧ください。
こんにちは!愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・造園の設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しい案内はこちらをご覧ください。
※このコラムは(中編2)です。はじめのページ(前編)からご覧ください。
仕上げ方法③タイル張り仕上げ
タイル張り仕上げとは、塗り壁と同じくブロック積みの上に下地で平らになるよう調整をし、その上からタイル(または天然石)を張る仕上げのことです。
タイルはメーカーが展開している外壁用の商品から選びます。タイルメーカーはLIXILや名古屋モザイク工業、リビエラやアドヴァンなど、数多く存在します。面積の多い部分は300mm角のタイルを使い、アクセントにしたいところにはモザイクタイルといった使い方もされていて、組み合わせは膨大です。
天然石の場合は、石1枚に厚みや重みがありすぎるとうまく張れない恐れがありますので、種類選びには注意が必要です。 また、タイルや石は加工のしやすさに制限があるため曲線やカーブの形は表現しにくいということもぜひ覚えておいていただきたいポイントです。その代わり、直線が生かされるスタイリッシュな外構では特に景色に映えるおすすめの仕上げです。
仕上げ方法④乾式壁
乾式壁とは、ブロックを積んで出来上がる壁ではなく、アルミ柱やパネルを組み合わせて立てる既製の商品を用いた壁のことを言います。
反対にブロック積みのようなモルタルで接着して造作する壁のことは湿式の工法と呼ばれます。
既製の建材パネルを組み合わせて壁にすることの良さは施工性にあります。ブロック積みでつくる壁とは違い、軽い部材を組み合わせて施工するため比較的短工期で設置が可能です。それでいて耐久性にも優れているため、選ぶ価値の高い仕上げ方法です。
また、色や柄を各メーカーのバリエーションから選択できるため、木目調やタイル・石張り調などさまざまなスタイルに合った壁を設けることが可能です。 最も種類を多く展開しているのがタカショーの「エバーアートボード」です。
他メーカーとの圧倒的違いはカラーとパターンのバリエーションです。その種類は驚きの88種類です。木目調や石調はもちろん、和の竹垣柄からメタルカラー、ミラー仕様といった変わり種までとにかく豊富に取り揃えています。
ボードをつなげて大きなサイズの壁にも対応できるため、建材パネルでつくられたとは思えない重厚感のある演出も可能です。それに加えて既設の壁の上から張ることもできるため、リフォームにも最適な優れた商品なのです。