前のページ（前編）

自分に合った照明計画をたてよう！

　では、実際にご自宅に照明を取り入れようと思ったときには、「どこに」「どのような商品」を「いくつ」ぐらい取り入れればよいのでしょうか。これらを考えることが照明計画のはじまりです。まずは取り付けることが多い場所、取り付けておくと良い場所、どのような商品が向いているのかをお伝えします。

• 駐車場、カーポート　…　グランドライト、スポットライト、ダウンライト
• 玄関周り　…　ウォールライト、スポットライト、グランドライト
• 階段やアプローチ　…　ポールライト、グランドライト
• お庭の中　…　ポールライト、スポットライト

場所によって用途が異なりますので、適した照明も変わってきます。先に述べたようにだいたい直径１～２mまでは光が届くと考えると、照明と照明の間は1.5～2m程度は間隔をあけた方が効率よく、ストレスなく照らせます。また、照明の近くに壁や植物などがあると光の反射具合が変わるので、場所によっては間隔をあまり気にせずに、ポイントとなる部分にだけ設置するのもおすすめです。

例えば、道路に面していて街灯が十分に明るい場合は、その明かりを借りて、別の死角になりそうな場所にだけ新しく照明を取り入れても良いですね。

こうした照明配置のコツを知っておくと、ご自宅のどの場所を明るくしたいかによって、どんな照明が向いているのか考えやすくなります。照明工事を依頼する際も、「どこを、どのように照らしたいか」＋「予算」を伝えると、お客様の希望を反映しつつ、話がスムーズに進められるのではないでしょうか。

おすすめの照明商品

さて、照明には用途によって適した種類があることをお伝えしましたので、次にそれぞれのおすすめ商品をご紹介いたします。

スポットライト

美彩シリーズならではのミニマルなデザインが、壁や柱に取り付けても景観の邪魔をしません。角度調整をするヒンジにメモリが付いているので、複数の照明も簡単に同一角度に設定できます。光の届く範囲によって3種類の商品から選べます。

ダウンライト

カーポートなどの梁や天井材に取り付けて、上から照らすダウンライトの中でも、角度調整が可能なタイプです。取り付ける位置が限られていたとしても、角度の調整によって自在なライティングが楽しめます。

ウォールライト

とてもコンパクトでシンプルなデザインだからこそ、取り付ける高さによって壁面や足元を照らしたりと使い方を限定しません。タカショーが得意とする木目調のラッピングなら、洋風にも和風にも調和します。

ポールライト

灯具の形状や配光タイプなどのバリエーションが豊富なので、照明器具だけでも多彩な表現ができます。美彩シリーズの他商品と組み合わせることで、統一感のあるコーディネートも可能です。

グランドライト

地中に埋め込み下から上に向かって光を当てることで、壁をより一層、魅力的に見せます。耐水性やガラスの強度も優れており、個人邸でも安心して使えます。またウッドデッキにも取付ができるので、夜もおしゃれで安全な空間をつくりだせます。

今回のまとめ

照明は、外構プランの中において門周りや駐車場周りに比べると、優先度は後れを取りがちです。しかし、実際その役割を考えてみると、防犯や安全に暮らすという観点から欠かせないものであり、しっかりと計画をすることで、その先の生活がより快適に豊かになることは間違いありません。

照明と一口に言っても、いくつも種類があり、使用する場所と用途によって適した商品が変わります。ですから、ご自宅において「どこを、どの程度、どのように」明るくしたいかを考えることで、最適な照明計画を立てることができます。

照明工事は、新築外構でもリガーデンでも対応可能です。ですが、照明を取り付ける＝電気の通り道を考えることでもあるので、場合によっては取り付けられない場所も出てくるかもしれません。また、工事自体も大規模になる可能性もありますので、そうした部分も含めてプロの方に相談されると良いでしょう。

ルボワでしたら、これからの、もしくはすでにある外構や建物などの、全体の雰囲気やバランスをみながら照明計画もご提案できますので、迷われている方はぜひご相談ください。「ついでに駐車場を広くしようかな」「ポストを新しくしたい」「ウッドデッキが傷んできたかも…」といったお庭、外構の全般のリフォーム（リガーデン）にも対応できますのでお声がけください。

前のページ（前編）