Garden Column Parking & Carport

2階に新たな暮らしがはじまる
バルコニーデッキのご案内(後編)

天然木でつくるバルコニーデッキには人工物には代えられない風合いのよさがあります。

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天然木製品の場合

続いて、天然木製のバルコニーデッキをご紹介します。

天然木 ハイデッキバルコニー

天然木でつくるバルコニーデッキには、何と言っても人工物には代えられない風合いのよさがあります。柱もデッキもフェンス部分も全て木で統一することができるため、ナチュラルテイストなお庭にピッタリです。天然素材ですが、防腐処理・防蟻処理がされている木材を選ぶことで長持ちします。

仕様により価格はさまざま。2,500,000~4,000,000円程が目安です 。

バルコニーデッキ

柱や梁には折板カーポートを組み合わせることができるため、雨除けとしての要素を高めたい場合にはそんな方法もおすすめです。

天然木のよいところは自由度の高さです。フェンスの見た目1つ取っても、板の幅や間隔まですべてを自分好みにカスタマイズできます。同じ素材でベンチをつくって腰かけることもできますし、タープを張りたいときにはフックを打ち付けることもできます。

バルコニーデッキ 天然木

デメリットとして挙げられるのは色落ちと雨漏りです。好みの色に塗装ができる一方で、日に当たり経年変化する中で色落ちはどうしても避けられません。そして一般的なデッキやフェンスと比べ塗装がしにくいため、再塗装はプロに依頼が必要になります。ただし、色が褪せていくことは天然素材なら当たり前、変化を楽しむのも1つの手です。

また、カーポートとの組み合わせでつくったものでなく、すべて天然木素材のバルコニーデッキである場合は、見た目はカーポートのようですが、機能は背の高いウッドデッキと同じなため、当然ながら雨が降ると隙間から水が落ちてきてしまいます。見た目を優先してすべて天然木でつくるのか、機能性を重視してカーポートとの組み合わせを選択するのかは、悩みどころとなるかもしれません。

検討前の注意点

いざ設置をしたいと考えたときに、配慮すべき点がいくつかあります。条件をクリアして安心して取り付けられるようにしましょう。

注意点1:建築面積

バルコニーデッキは基本的に柱を要する屋根形状の構造物であるため、建築面積に含まれます。例外として、ウッドデッキ形状で雨がそのまま降り落ちる構造であれば、住まいの定義を満たさないため建築面積には含まれません。

お住まいの地域によっては他にも条例による制限が付く場合があるため、依頼先の販売工事店などへ確認が必要です。

注意点2:柱の位置と高さ

バルコニーのサイズが大きければ大きいほどより強力な支えが必要になるため、柱の本数も増えます。その際、下のスペースを駐車場に使いたい場合は、邪魔をしない位置に柱を立てる必要があります。車のサイズや乗り降りのスペースを考慮して十分な幅が取れるかを確認しましょう。

た、柱と屋根が合わさる部分には補強材が入るため、高さも通常のカーポートより低く制限されます。こちらも車のサイズへの配慮が必要です。

注意点3:建物設計や窓配置

バルコニーデッキはすでに建っている家にも設置可能ですが、建築前の段階から設計に組み込むことが1番望ましいです。なぜならバルコニーデッキは建物の形や窓配置に大きく影響する構造物であるからです。例えば、2階の窓から直接バルコニーデッキへ出たいときには、窓は掃き出しサイズにして建築上ではバルコニーを設置しない必要があります。

実際に利用するのは2階の空間ですが、柱や屋根が1階の窓を塞いでしまったり、窓からの景色に圧迫感が出てしまったりすると、せっかく付けても1階の利便性が下がるといった残念な結果になります。そのためにもはじめからトータルで使い勝手のよい住まいを計画されることをおすすめします。

今回のまとめ

バルコニーデッキとは、その名の通りバルコニーに位置するデッキスペースを意味します。 エクステリアにおける「バルコニーデッキ」は、壁に取り付けるものではなく、背の高いウッドデッキ、もしくはバルコニータイプの屋根が付いたカーポートといった考え方をします。

バルコニーデッキを設置することで、宙に浮いた「新たな空間」を増設できる、よりプライベートに近い庭になる、デッキ下のスペースを活用できるといったメリットがあります。 ルミ製品のよいところは、耐久性と調和です。カーポートと同じ頑丈な素材で組み立てるため、雨風にも負けないしっかりとしたつくりが特徴です。

天然木でつくるバルコニーデッキには、人工物には代えられない風合いのよさがあります。柱もデッキもフェンス部分も全て木で統一することができるため、ナチュラルテイストなお庭にピッタリです。

いざ設置をしたいと考えたときに、建築面積、柱の位置と高さ、建物設計や窓配置への配慮が必要です。

弊社が拠点を置く三河地域では、夏の花火大会がとても人気です。刈谷市では毎年8月頃に刈谷市総合運動公園で「刈谷わんさか祭り」、岡崎市では同じく8月頃に岡崎公園付近の河川沿いで「岡崎花火大会(岡崎城下家康公夏まつり)」が開催され、非常に多くの人で賑わっています。現地に行って楽しむのもよいですが、今回おすすめしたバルコニーデッキを設置して、自宅からワンランク上の花火鑑賞をしてみるのも素敵です。気になるかたはぜひご相談ください。

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