Garden Column Pleasure of garden

真夏のお庭で日陰大作戦
 シェードガーデンを実現しましょう(前編)

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今回は真夏でも一歩外に出たくなるお庭の日陰づくりを外構の観点からご提案します。

こんにちは!愛知県安城市、刈谷市、知立市を中心に三河地域の外構・造園の設計および施工を行っている株式会社ルボワです。ルボワについての詳しい案内はこちらをご覧ください。

急激に押し寄せてきた今年初の猛暑。8月に入り、弊社の拠点である三河安城でも最高気温は37℃を記録しました。外で働く職人はとくに毎日が闘いです。皆さんも熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

さて、プールやバーベキューといったお庭でつくる夏の思い出も、これだけ暑いと後ろ向きになってしまいますよね。今回はそんな真夏でも一歩外に出たくなるお庭の日陰づくりを外構の観点からご提案します。

目次

  1. どうしてお庭に日陰が必要なのか
  2. 夏を快適に過ごせるシェードガーデン
  3. 屋根でつくる日陰の空間
  4. スクリーンでつくる日陰の通路
  5. 緑でつくる日陰のお庭
  6. 今回のまとめ

どうしてお庭に日陰が必要なのか

皆さんはお庭の代表的アイテム「ウッドデッキ」をご存知ですか?現在お庭を持っているご家庭も、新しくお庭を検討するご家庭も一度は考える機会があるかと思います。あるかないかで外の暮らしやすさは大きく変わりますが、一方で夏場の利用には注意が必要です。樹脂製の人工木ウッドデッキの場合、夏の表面温度は50~60℃にも昇ります。裸足ではもちろんのこと、サンダルを履いてもじわじわと熱を感じます。せっかく付けたウッドデッキを真夏も活躍させるなら、影をつくって表面温度を下げることが必須となるのです 。

LIXIL 樹ら楽ステージ

他にもお庭では洗濯物を干したりお掃除をしたり、植物のメンテナンスをするなど、夏でも外に出ざるを得ない場面が多ければ毎日でもやってきます。日差しを防げる場所を少しでもつくって、どんなに暑くても億劫にならずに外に出られるお庭にしてみませんか?

夏を快適に過ごせるシェードガーデン

「シェードガーデン」とは、一見聞きなじみのない言葉ですが、その名の通り日陰のあるお庭を指します。晴れた日にぽかぽかと太陽が当たる空間はお庭の理想のイメージですが、実は適度な日陰をつくってこそお庭の価値は上がるのです。夏は涼しげで冬は暖かい、それが1年中外を満喫できる理想のお庭です。

屋根でつくる日陰の空間

ここからは、実際にどんな方法で日陰をつくることができるのかを外構商品の紹介も交えてご紹介します。

まず一つは、家の軒下が日陰であるように、「屋根」をつくることで日陰にする方法です。 お庭につくる屋根として最も有名なのは、ウッドデッキとセットで設置することも多い「テラス屋根」です。

(例1)三協立山アルミ レボリュー

カーポートに似た形状のアルミ製商品です。基本的には建物壁に直接取り付けますが、独立式での施工も可能です。日差しを遮るだけでなく、竿掛けを取り付けることも可能で、2階のバルコニーに設置されることもあります。洗濯物を干すなど、窓の近くで作業をすることが多い場合に効果的です。

続きはこちら(中編)

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